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軍学校に突撃! 編

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「ん…?」

「はじめまして!お二人に突撃密着取材に来ました!」

「…ええ?外部の方…?付き添いなしで歩き回るとまずいはず…」

「細けぇことはいいじゃんラント!俺たち選ぶなんて、いいセンスしてるじゃねぇか!」

「ええ…?でもなんかあやし…って、ちょ!近寄りすぎだよ!!」

「ププ、臨場感っ♪」

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「お!これがお前の武器か!ちょっと貸してくれ!」

「え、えっ…それは…」

「ちょっとだけ!な!」

「ちょっとですよ〜…?はいどーぞ」

「ここ押せばいいのか?」

「そうです!」 ゴキ

「あ」

「ああああああ!なんでボタン押すだけなのに壊れるの〜!?あああボクのカメラぁ〜!!」

「ごめん」

ハロルド先生!!!最強に強いってお聞きしましたよ!!!!!

「そんなことは無い」

能ある鷹は爪を隠すんですよ!強い証拠ですね!?取材させてください!

「止せと言っている。退け」

わっ!手が暖かいっていうか熱っ!!! あとカッチカチ!!! この硬さ!もしかしてマッスルが表皮を突き破って…!

「ない。帰る。」

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こちらは幼少期のハロルド先生です! セドリックさんに横流ししてもらいましたよ〜♪ ハロルド先生の幼少期、かわいいですね〜!めずらしい表情!

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「ハロルド〜横流ししたの怒ってる?」

「…」

「はーろーるーど!!」

「……」

「じゃあ初めて大好物のオムライスを食べた時のビデオ渡してくるね」

「セド」

「プールで水怖がってたビデオも追加ね!」

「待ってくれ」

「べ〜」

「待てと言っている」

「いててて!わかったやめるよ!ごめんって!」

「こんなことして、お前になんの得があるんだ、セド」

「いや〜ハロルドみんなに恐がられてるじゃん?悪いことしてないのにさぁ、面白い生地書いてもらったらイメージ良くなるかもって!」

「…俺は、このままでいい。不必要な事をするな」

「まあそりゃ〜僕がいれば他なんて霞んじゃうよね〜っ」

「…そういうことにしておく」

「素直じゃないな〜!よしよし!可愛いヤツめ!」

「はぁ………」

な、何を見せつけられてるんだ…!? でも横流ししてもらうよりいいの見れた〜♪

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「うう〜ん…血がドロドロ…起きたら玉ねぎとかもっと食べるように勧めとこうかな…」

ヒュッ…ら、らんとゆんかーさん…?これは…?

「あ、ハルスさん…スズナラシに噛まれて炎症を起こしてる患者さんがいらしたので解毒していたんです…僕、吸った血から体内で解毒剤を作れるので…」

なるほど…一瞬すごく物騒な現場なのかと…!!

「やだなぁ…相手の合意なしに吸血するほど僕野蛮じゃありませんよっ」

プ〜すみませんっっ

「ほんのちょっとだけ飲んでるケド…」

プ?

「な、なんでもないです!!!」

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